おすすめインデックス投資信託(国内債券編)
2016/04/08
国内債券ファンドの特徴
国内債券のインデックスファンド最大の特徴にしてメリット、
それは安全性です。
債券という性質上、損失をだす心配が他の金融資産と比較して各段に低いです。
また、海外先進国債券と違い、日本円での投資なので為替変動の影響も受けず
為替による利益も損失も出る期待・心配が、ともにありません。
欠点としては、日本は記録的な低金利状態であり、
投資リターンには、さほどの期待はできず、ローリスク・ローリターンの代表例です。
絶対に損しないという保証まではありませんが、
手元のかなりのキャッシュがあり
損をする可能性を極力排除し、銀行預金金利を上回るちょっとした利益(年利2%程度)が欲しいというのであれば、
国内債券ファンドはおすすめです。
これからどんどんと資産を増やしていきたい場合は、
投資期間の前半では、先進国株式などのリターンが期待できる資産セグメントに投資し
一定の資産形成が達成された後に、
その次の資産運用先として、国内債券ファンドを選ぶという方法がよいと思います。
私も、1億円達成計画が成功に終わった後、
ほぼノーリスクで、年400万円(年利2%)を生み出してくれるのであれば、
非常に優良な投資先であると考えています。
そんな国内債券を投資対象とする、購入手数料が無料(ノーロード)である、主要なファンドを下表に整理しました。
2016年4月時点のおすすめファンド
現時点では「ニッセイ国内債券インデックスファンド」で決まりです。
まだ設定されて1年程度の実績しかありませんが、
圧倒的に安いコスト数値から、しっかりとしたリターン実績で結果をだしており、
間違いなく最もおすすめのファンドです。
対抗馬に「たわらノーロード 国内債券」がありますが、
信託報酬の上では、ニッセイと差異は無く、実質コストが分からない中では
あえて購入する必要性はないと考えます。
ここまで信託報酬が安いと、さすがにこれ以上のコスト競争による値下げは難しいでしょうから、
ニッセイシリーズか、実績次第ではたわらノーロードを購入することが、
国内債券ファンドのベストの選択であり続けると思います。
なお、上表の信託報酬を見てもらえば分かると思いますが、
非常に信託報酬が安く設定されている資産セグメントですので、
楽天証券以外の各証券会社のポイント制度の対象からはずされています。
マイナス金利の影響は?
日銀のマイナス金利政策は、国内債券ファンドへ大きな影響を与えるはずです。
債券ぼ利回りが低くなれば、その債券の価値は当然低下するわけですか、
それらの債券に投資する国内債券ファンドの基準価額についても、暗雲が立ち込めてきます。
これまで以上に期待リターンが低くなる可能性がありますので、
購入の際は、十分な検討が必要だと考えます。
30前半で年収800万円くらいの会社員です。妻と二人暮らしですが、会社の先行きに怯えながら、すこしでも金融資産を増やそうと四苦八苦しています。夢は南の島でのんびり過ごすことです。